実は簡単!コンタクトレンズを1から教える

2017年10月27日

これの意味を理解していないと目が致命傷になります

視力の悪い人の一部は眼鏡でなくてコンタクトレンズを装着してる人もいますが、それを選ぶ際の基準の1つにPWRやSPHなどの略文字が表記されています。これの略文字として前者はパワーで力を意味し、後者は球面度数を意味します。

この2つは表記こそ違ってはいますが、実質的にはどちらもレンズの度数を意味しますので同じと解釈することができます。なおこの度数の表記に関しては国際的に統一されています。そのために違うメーカーのレンズを選んだとしても度数的には問題がないことになります。

ただしいくら度数が同じでも他の部分がすべて同じとは限りません。というのはコンタクトレンズを製造販売する過程ではレンズの厚みや大きさだけでなく、デザインや加工方法が全て統一義務化されていません。そのためメーカーごとにこれらの部分で微妙に差異が生じることになります。

それゆえに装着する人によっては同じ度数でもレンズの厚みや大きさなどで目に合わない場合が出てきます。これを無視して無理やり装着すると眼球などにキズが生じることになりかねませんし、実際にその報告例が多数あります。

この眼球へのキズを防止するためには事前に眼科医院か、コンタクトレンズクリニックでしっかりと眼の状態を詳細に検査することが求められることになります。そしてその処方箋をもとに適正なレンズを購入しなければなりません。また同じ度数でもハードレンズとソフトレンズでは装着しても目の見え方が違う場合があります。これに関してもどちらが適正かを診断してもらう必要が生じます。